どの世界でも<知っている>と<できる>は違うとよく言われます^^
聞いたことありますでしょうか?
例えばギターのFコードでお話しますと・・・
レッスンでFの押さえ方をスタートして、押さえ方のコツなどをアドバイスしていくと、すぐにできるようになる方もいます。
でも、次に来たときにはできなくなっててゼロに戻っているというパターンもあります。
「コツを知るだけでは、できるようになったとは言えない」
という、良い例ですね^^
ギターのFコードに限らずに、ウクレレやギターの他の場面でもあるあるです^^
本当の意味での<できるようになる>には身体に覚えさせるのが大切です♪
音に合わせて楽しんでいるうちに身体が自然に覚えてくることもありますし
レッスンに通って同じことをしているうちに身体が覚えてくることもあります。
また、今日の本題の・・・
<できるようになる>にはトレーニングみたい感じでやってみると良い時もあります^^
今日はトレーニングみたいな感じでやってみるについてお話します^^
トレーニングみたいな感じでやってみるとは?
曲を練習する時、簡単にできるところと、難しく感じるところがある場合
難しいところだけ抜き取って、そこを練習してみます^^
ちょうど先日、そのような場面がありまして・・・
■アコギのYさんのお話
Yさんは○○の曲が弾けるようになりたい!
と練習されて、なかなか良い感じではありますが、Fのところが微妙・・・
とご自身でも話しておられてました^^
そこでFの強化トレーニングの登場です♪
「一旦、曲からは離れてFの押さえ方やコードチェンジのトレーニングをやってみませんか?」
とお話したところ
「やってみます♪」
とのこと。
この時のYさんのクセや、強化したいところをピックアップしてそれをできるように反復練習です^^ スパルタではないので(笑)もちろん無理のない範囲で徐々にステップアップ。
最初は、「なかなか上手くできない」とおしゃってましたが
レッスン終了前には
「は♪ できるようになってる♪」と嬉しそうにされていました^^
そこからはスイッチが入ったように何度も弾いておられました^^
そうです♪
できないことができるようになると楽しいんです^^♪
このようなトレーニングは苦手で、避けたい気持ちもわかります。
が、実際にはこのような練習も取り入れるほうが上達が早い場合もあります。
食わず嫌いでやらないよりも、一度やってみると考え方が変わるかもしれませんよ^^
1曲を弾けるようにするという考え方よりも、良く出てくるパターンをできるようにしておくと、次に弾く曲で同じパターンが出てきた時に、さらっと弾けるという考え方ですね^^
身体が覚えると意識しなくてもできる
その1週間後、Yさんがレッスンに来られて、では前回のおさらいで♪と
「今週は忙しかったので、練習はほとんどできませんでした。」
とおしゃっていたのですが、実際に弾いて頂くと・・・
「上手くできてるじゃないですか(笑)」
練習はされてなくても、前回にトレーニングを頑張ったことと、
前回から1週間しか経っていないので、まだ身体が覚えていたんでしょうね^^
楽しみながらできるとより良いです
トレーニングは楽しいと思える人と、苦手な人といると思います。
なので、やりたいと思える曲を題材にしたり、音に合わせて練習してみたり
工夫をしながら<できるようになる>をサポートしていきます^^
講師だけの力では難しいですが、生徒さんの気持ちと講師の気持ちが合致したときに上達が早くなると思います♪
好きな曲でできるようにするも良いですし
よく出てくるパターンをトレーニングして、いろんな曲をさらっと弾けるようにする考え方も楽しいですよ^^
どちらもできるようになった時に楽しくなります^^
さあ、あなたもレッツトライ♪