生徒さんの能力を引き上げるレッスンシリーズ
今日はアコギのコードチェンジについて、良い題材になりそうなレッスンがあったのでシェアします^^
生徒さんはレッスン前とレッスン後では全く別人のように格段に上手くなってきておられました♪
先日、アコギの生徒さんのOさんのレッスンで
Oさんが
どうしても上手くいかないところがあるんです
とのことで相談を受けたので、Oさんの演奏を見せて頂きました^^
Oさんが苦手なところはB7→C#m7(♭5)→Em7と流れるところ。
最後のEm7のコードが特に苦手とのことでした^^
Oさんは下の画像のように押さえて弾いておられました^^
下の画像は僕が再現したものです。
B7コード
C#m7(♭5)コード
Em7コード
これを見た時、あれ?
と思いました^^
弾きにくい原因はEm7の直前のC#m7(♭5)の時の押さえ方とフォームです^^
こうすればOK!
- 親指はネックの真裏が良い
- 人差指はフレット近くを押さえる為、少し斜め気味の角度で押さえる
こうすることによって
Em7へのコードチェンジがかなり楽になるのと、斜め気味におさえることでC#m7(♭5)の音も綺麗になりやすくなります^^
何故かと言うと
Em7は下の画像のように押さえると綺麗に音がなりやすいのですが・・・
親指はネックの真裏にあります。
下の画像のように親指がネックの上に出ていると
上手く押さえることができません^^;
OさんはC#m7(♭5)の時だけ親指を上に出していたので
Em7にコードチェンジがやりにくかったんですね
Oさんにアドバイスをして、ステップアップをしながら一緒に練習していくと
ただ、今までのクセはなかなか抜けないので気を抜くと前のやりかたに戻ってしまってました^^;
今までのクセが100回弾いていたのなら、新しいやり方も100回くらいやらないとクセは抜けないかもしれません^^
変なクセがつく前に早めに直しておくと近道だと思います♪^^
Oさんは出来るようになってきたので、あとはこれを体に覚えさせることができると
完全に身に付いたと言えそうですね^^